京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

カテゴリ:栽培 2018 > 2018 ニンジン

正月三が日の最終日です。
元日は空はじきから始まりましたが、1年のスタートとしてはやっぱりちょっと寂しい。
今日あたり、何とかシカでもイノシシでも捕獲して幸先よくスタートできないかなー。
とか考えながら罠の点検に回っていると。
あ、なんかかかってる!
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でもちょっと小さいなー。

近付いてみると・・・。
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タ、タヌキですやん。

なるべくこういう小動物はかかりにくくいようにセットはしているのですが・・・。
罠猟にはつきものというか、どうしてもこういうのがかかってしまうようです。

それにしてもちょっと処分に迷いました。
在来種ですからねー。
これがアライグマだと迷うこともなかったのですが・・・。

放すべきかなーとも考えたのですが、タヌキも有害鳥獣に指定されています。
私もスイートコーンが被害に合ったこともありますし、近隣でも小動物による被害が出ています。
仕方ないので殺処分としました。

話を農作業に戻しましょう。
今日もニンジンの作業が中心です。

昨日も書きましたが収穫したてのニンジンは土まみれ。
洗う前はこんな感じです。
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これを一本ずつ水で洗ってきれいにします。
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冷たい作業をした甲斐があって、すっかりきれいになりました。

ところでこのニンジン。
大きくなる過程で石にあたったりすると、面白ニンジンになります。

ひどいとこんな感じ。
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ここ迄ではないにしても、こんなんは結構出てきます。
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なんかキュートですねー。

こっちは男の子のようです。
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アホな話は止めときましょう。

冬の水仕事は楽しくやりましょー、というお話でした。

今日から農作業を始めています。
もともとの予報では終日”雪!”だったのですが、結局は昨日に続いてまずまずの空模様。
そんな中でしたが作業はほぼニンジン一色でした。

まあ根菜ですから収穫してきたニンジンには土がべっとり。
これを水で洗い流すというわけです。
産地とかだとニンジン洗浄機という機械で一気に洗っていきます。
ところが私のほうは、特に冬作は色々な作物を少量ずつ作っている状況で、機械に投資とかできません。
で、一本ずつ手洗い。
この時期の水仕事って正直イヤですけどそんなこと言ってられません。
洗ったあとのニンジンです。
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夕方にまたニンジンの収穫。
大きくなったものから収穫しており、今日で1回目が終了です。
何日かおいて、また2回目の収穫を行っていきます。

夜は午前に洗ったニンジンの葉を落としながら、大・中・小・規格外に分類して今日の作業は終了としました。

京丹波町はこの冬はじめての積雪となりました。
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といっても大きな雪ではありません。
2cmくらいでしょうか。

でもこういう景色を見ると「冬本番やなー」と思います。

レタスのトンネルにも雪が積もっています。
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このあとどれくらい降るかわからないので、念のために雪をほうきで落としておきましょう。
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それから寒さ対策が遅れていた作物があります。
ハクサイです。
少し雪が積もってしまいましたが、その上から不織布をべた掛け。
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暫くこのままにして、この寒波が過ぎたあと また収穫を進めていきます。

それ以外では今日からニンジンの収穫を始めました。
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10月頃は平年と比べてニンジンの値段がとても高かったのですが、今は逆に安くなっています。
ということで、なかなか儲かりませんねー。

ところで懸案のシカ・イノシシの捕獲。
今日もまた空ハジキしてました。
この状態がいつまで続くのでしょうか・・・。

昨日は21号翌日でまだ畑は水分が多く、冬作の作業は控えて台風の後始末やら、倒伏対策が間に合わなかった枝豆の作業を中心に行いました。

そして今日からは冬作の作業。
前に書いた通り、長雨の前までは非常に大切で、やり切ってしまわないといけない作業があります。
ブロッコリーの圃場準備とニンジンの播種。
一人ではとても間に合わないので、1名の方にお手伝いに来ていただきました。

まずブロッコリーの圃場準備。
前半はすでに完了しているので後半の圃場を作っていく作業になります。
土壌改良資材と元肥を散布してトラクターで耕耘。
これらは私が作業して、その後 お手伝いの方には管理機を通すところを足で踏んで印を付けていってもらいます。
これが結構時間がかかる作業ですが、上手に真っ直ぐにやっていただけました。

この間 私はニンジンの播種前の準備。
根菜なので苗は作らずに、圃場に直接種を蒔きます。
”播種機”という道具を使いますが、上手く播けるようにレーキで畝の上面を平らに慣らしていきました。

そのあとお手伝いの方にはブロッコリーの2回目の定植をしていただき、私はニンジンの播種作業に移ります。
ニンジンですが、大きなポイントは「発芽」とされています。
土が乾いてしまうと上手く発芽しません。
産地では、播種後に乾燥する天候が続く場合は朝・夕2回の灌水をしたりするそうです。
踏んだり蹴ったりみたいな天候となったこの夏ですが、ニンジンの発芽にとってはこの長雨は助かります。
(これで発芽しなかったら”恥”なのですが・・・。)

それで種蒔きを終えたニンジン畑はこちら。
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上手くいけば1週間ほどで芽が出てきます。

お手伝いの方が帰った後は、付けてもらった印の上を管理機を通して畝を立てていきます。
これが終わったところで日没まであと1.5h。
雑草の発芽を抑制する除草剤を散布して、例によってぎりぎりとなりましたが作業は完了です。

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