京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

カテゴリ:栽培 2017 > 2017 ブロッコリー・カリフラワー

昨日苦戦したトラクターの不調。
朝から格闘しましたが、何とかなったという状況。
やっぱり故障みたいです。
幸いアタッチメントの付け替えは暫くないので、また修理を依頼します。

で、作業ですがその前に。
今日はこんなん見れました。
霧が晴れてふっと上を見ると・・・。
20180204_085314 (1)
樹霜(じゅそう)です。
樹氷の一種らしいが、なかなかきれいで良い感じですねー。

で、作業です。
何とかついたモアでブロッコリーの撤去作業。
圃場についた時はこんな感じ。
20180204_081006
真っ白。
電気柵のゲートのグリップは・・・。
20180204_081001
素手で触ったら火傷しそうです。

そんなこと言ってる場合ではないので作業を開始します。
何度かご紹介しているハンマーナイフモア。
やっぱり便利。
こんな感じで進んでいくと・・・。
20180204_081335
振り返ったら、こんな感じになってます。
20180204_081340
これくらい細かくしてしまえば、ロータリーで鋤き込んだ後も分解しやすくなります。

こんな寒いのにトラクターを動かしているといつもの訪問者。
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残念ながら今日は鋤き込まないので、虫とかカエルとかは提供できません。

そんなこんなで粉砕は完了。
前半の圃場。
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後半の圃場も。
20180204_105803

こちらは95%がアウトでした。
「仕方ない!もう言うな!」っていう感じ。

午後は15時から雪予報になっています。
まとまった作業は出来ないので、苗の管理やら、電気柵の補修やら、ホウレンソウのマルチの補修やら。
ところが15時になっても雪は降らず。
ブログを書いている今、19時を過ぎましたがまだ降ってません。

気になるのはホウレンソウ。
トンネルで栽培しているので、ずっと水が入っていない状態です。
もともと水分が多い状態からでしたが、さすがに乾いてきています。
そろそろ追肥と灌水をしたいところ。
でもこの低温でトンネルを開けるのはちょっと心配です。
寒さが緩んで雨が降ってくれるのが一番いいのですが、思うようにはなりません。

もしこのまま明朝までの雪が大したことなかったら、明日は追肥と灌水を兼ねて液肥をやりたいところです。
どうなるでしょう?
明日の朝になってみないと分かりません。
積もってしまうと難しいので、予報は外れてほしいです。

今日の午前中は薪作り。
薪っていうと短く切った丸太を斧で割って作ったりしますが、今日のはちょっと違います。
例えばこのはしご。
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先日 倉庫の壁に化粧板をはりましたが、元はこんな状態。
20180121_164450
右手のはしご。
屋根裏に行くためのものです。
でも屋根裏は使ってないし、このはしごが場所を取っていたので撤去しました。
そんな廃材があれこれいっぱいあって、それを短く切って薪として使うことにしました。

農業っていろんな残渣を焼却します。
病気の発生を抑えるためには燃やすのが一番良いのです。
そのために薪ってとても大切。

で、久々にチェーンソーの出番です。
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めったに出番はないのですが、こういう時はとても活躍します。

作った薪はこんだけ。
20180130_125729
材料ははいっぱいありましたが、切ってまとめてみるとコンパクトになりました。
それでもこれだけあると結構燃やすことができます。

午後はブロッコリーのトンネルの撤去。
栽培が上手くいった後の撤去作業ってそんなに苦にはなりませんが、今日はその逆。
楽しい要素一切なし。
苦痛なだけ。
「何とかなるかも」と思えた時期もあっただけに残念です。
でも、ダメで元々でやったんですから。
もう諦めましょう。

今日はパッカーと支柱の撤去まで出来ました。
20180130_165452
ビニールは明日回収予定です。

でもこの苦痛な作業。
ブロッコリーは序の口なんです。
またそのうち書きます。

寒い日が続いております。
昨日は晴と雪の繰り返し。
今朝起きてみるとこんな感じになってました。
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一昨日より少し多いですねー。
たくさん降ったというよりも、気温が低くて融けきらないところにまた降ってる状況です。

ホウレンソウの圃場は・・・。
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やっぱり大丈夫です。
今日も上に乗っている雪を払っておきます。
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厳しいのはブロッコリー。
半分くらいはトンネルが潰されています。
ホウレンソウに比べるとトンネルの横幅が広くて、その分雪には弱い。
雪をよけた後はこんな状態です。
20180127_094610
これもまた経験です。
冬季のトンネル栽培のノウハウが少しずつ身についていきます。

それはそうと雪がなくなったら速やかに撤去を始めないといけません。
ただ、今のままだと撤去の作業も難しいので、雪解けを待ちます。
それまでは雪が来てほしくないのですが、どうなるでしょうか。

あとは家の周りの雪かきやら、倉庫の整理、資材の買い出し。
このところずっとこんな日々で、ちょっと気持ちは晴れません。

明日は3回目の狩猟の日です。
山は雪も多くて、さらに明朝の最低気温は-8℃の予報になっています。
犬が動けないだろうと猟友会の支部長にTELしてみると・・・。
「大丈夫、犬は雪が降ったら大喜びや。」

ということで明日は予定通り出猟します。

なんかこのところ頭の中は低温のことばかりになって、単調な日々です。
軽トラの窓は毎朝こんな感じ。
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作業のほうも低温対策が殆どです。
前に書いた通り、花蕾ができ始めている8回目にもトンネルをすることにしました。
昨日は風が強く、支柱を設置するところまで。
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今日はここにビニールを掛けました。
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で、今はブロッコリーの圃場はこんな感じになりました。
20171220_153720

秋以降の天候不順で色々な野菜が高くなっています。
今日時点の手元の情報では市場での取引価格で、ブロッコリーは平年比が高い野菜の第3位。
206%だそうです。
近所のスーパーでは358円。
聞いたところでは次の仕入れでさらに高くなるそう。
なんかすごい師走になってしまいました。

暫く雨がありませんでしたが、予報では日曜に雨マークがついています。
明日からはこの雨も意識しながらの作業になります。

最近ちょっと困ってることがあって・・・。
天気予報なんですけど。
予報が当たらなくて翻弄されることがあるのは以前からです。
でも前線が来てるときとか、予報が難しい時期はこちらも当たらない前提でそれなりに動きます。
なので当たらなくても、まあ仕方ないという感じです。

今困っているのはまた別の話。
スマホの天気予報。
今朝見たらこんな感じ。
RIMG1460
これを”1時間ごと”に切り替えるとこうなります。
RIMG1461
こういうの「作業どうしようかー」ってなるんですよ。
これは改善できるやろー!って言いたくなりますよねー。
ちなみに今日の天気ですが、雪がほんの少ーし舞った程度であとは概ね良いお天気でした。

で、作業のほうですが午前は黒豆の脱粒。
地域の共同作業場にある機械を使用します。
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この機械に枝ごと入れると、黒豆の粒だけにしてくれます。

午後はブロッコリーの管理。
今朝は一日おきにやっているブロッコリーの収穫の日でした。
ところが圃場に行っても収穫できる株はなし。
ゼロですよゼロ。
さすがにちょっと、ということで・・・。

今は7回目の収穫中です。
それがこんな状況。
先日、保温のためのトンネルをしたのが9回目から。
8回目は花蕾ができており「そのうち大きくなる」と何もしていませんでしたが不安になってしまいました。
それで8回目にもトンネルをすることにしたのですが、今日はその準備作業。
保温することで発生が懸念される病害虫の予防をした後で追肥。
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暫く雨マークがないので、液肥で行いました。

そんなぼろぼろの状態のブロッコリー・カリフラワーですが、今日はちょっとだけ嬉しいこともありました。
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カリフラワー(白)の花蕾を初めて確認できました。
まあこれが収穫までいけるかというと、かなり厳しい状況ではあるのですが可能性は出てきたということで。

それから夜は黒豆の選果作業を行いました。
脱粒した黒豆をふるいで2Lサイズだけにしていきます。
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京都府の基準では、9.7mm以上が2Lとされています。
ふるいでいうと「亀甲3分21番手針金」なのだそうで、このふるいを今年調達しました。

早速ふるってみた結果・・・。
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左のたらいに入っているのが2L。
右がそれ以下です。
80パーセント以上というか、9割近くが2Lという結果になりました。
枝豆で販売しているときから他の生産者とは大きさにかなり差がありました。
黒豆にしてみて、改めて自信を深めることができ、とても気分が良いのです。

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