京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

カテゴリ:栽培 2015 > 2015 黒豆の枝豆

今朝は雨が止んでいました。
昨晩は良く降りましたが、何とか作業は出来そうです。
昨日の続きで黒豆の枝豆を植えるための圃場準備を行いました。
6:30に作業は終了。
あとは管理機で溝を付けて、植え付け後の害虫防除のための薬剤を散布したら定植前の作業は完了です。
予報通りだと今日の夕方と明日の朝に作業すれば何とかなりそうです。

ところが・・・。

夕方から降雨。
それもかなりしっかり。
帰宅後に作業を手伝っていただく予定のご近所の方に作業延期の連絡をしました。

なんでやろー、とカレンダーを見ると・・・。
ぶ、仏滅。

そっかー。
こうなると「仕方ないかなー」と諦めがつきます。
唯一の救いはアルバイトの業務が明日は忙しそうなこと。
本来は明日は休みですが出勤して金曜日に休んで作業することにしました。
こういう時はお天道様の機嫌が良くなるまで我慢して、人間が合わせていくしかありません。

今日で枝豆用の黒豆の収穫は終了しました。
これで”夜中から出荷調整して出荷、そのあと夜が明けたら収穫”みたいな生活はなくなるので、正直ほっとします。

今朝は収穫の後、地域の清掃活動。
秋の道づくりということで草刈りや溝掃除をしました。
11月3日に「丹波ロードレース」が開催されます。
私の住む地域はそのコースになっており、それに合わせてこの時期にやっているようです。
私が所属している組の担当する場所は、すごく荒れた農地に面した溝の掃除。
都会の人が購入して、その後転売が続けられ、もう誰も世話をしない農地で草ぼうぼうです。
京丹波町外から大勢の人が来るのにこれでは恥ずかしいので道に面したところだけでもきれいにします。

それが終わって選果場に行き、短い時間でしたが、いつもお手伝いいただいている皆さんと一緒に出荷調整の作業を行いました。
皆さんには10日間本当に頑張っていただきました。

午後は稲藁収集。
稲藁って果樹栽培ではとても重宝する資材です。
畝の上に敷くことで、保湿・防草の効果があります。
いらないときはよけて、最後は有機物として土に戻すことができます。
ですので果樹農家さんは稲藁欲しさにお米を栽培する人が多いくらいです。

ところで商品に貼るシールを追加することにしましたよ。
RIMG0751
QRコードも検討しましたが、こっちのほうが良いとアドバイスをいただきました。
専業農家になる再来年までに少しでもこのブログを通じてお客様を獲得していきたい。
ちょっと恥ずかしいですが、このシールも貼っちゃいます。

1日空けて、今日から収穫を再開しました。
といってもあと二日です。
はりきっていきましょう。

収穫した黒豆を選果場に入れ、あとはいつもの近所の方にお願いします。
だいぶ莢が黄色く変化してきていています。
一つの株の中に青と黄色が混ざっている感じです。
それでも全体にきれいな株は枝についた状態で出荷。
そうでないものは莢をもいで袋に詰めて出荷します。
ごっちゃにするとお客様も選びにくいので、色ごとに選果していただきました。
アルバイトから帰宅して確認すると上手に選別してもらえています。
これだと私が最終選果をして袋に詰めていくのも効率よく進められます。
本当に助かります。

はい、作業はいつもと同じ感じ。

選果場で選果した黒豆を出荷。
夜が明けたらと黒豆の収獲をしてアルバイトに。

味夢の里に出荷に行って気が付いたのですが、早くも枝豆のシーズンは終わりつつあるようです。
これまでだと枝豆のコーナーは置き場所がなくて大変なくらいだったのですが・・・。
今朝行ったら他の野菜が半分くらい置かれている状況でした。
でも価格は落ち着いてきたというか、だいぶ品質に見合った価格設定の商品が並ぶようになりました。

なぜこんな感じになるかというと、売れにくくなるからです。
これまでの鮮やかな緑ではなくなり、白っぽくなり、黄色っぽくなり、赤みを帯びてきます。
さらにシミのような汚れが出てきます。
要は、莢が汚くなり見栄えが悪くなるのです。

でも、これが不思議なところなのですが、「これから味が乗ってくる」という人が京丹波町の農家さんでは大半です。
コクが出てくるというか、味が濃くなるというか。
「一度試してみよう!」と思われる方は、是非。

私のほうですが、明日は収穫を休んで今日収穫した分の一部を朝出荷する予定です。
明日収獲しないのは・・・。
・これまで助けていただいているご近所の方に休んでいただかないといけない。
・黒豆以外の作業を進めなくてはいけない。
からです。

黒豆の枝豆は金曜の朝に収穫を再開し、10時過ぎから売り場に並ぶ予定です。
土曜日に収穫を行い、大半はその日に出荷。
一部を日曜日に出荷して今年の黒枝豆の出荷は終了となります。

今日も昨日とほぼ同じ。
夜が明ける前に照明で作業ができる選果と出荷。
そのあと黒豆の収獲をしてアルバイトに。
帰宅後はお世話になっている方に枝豆をもってご挨拶。
また明日も早起きして選果から・・・。

百姓してて収穫期はどうしてもワンパターンな毎日になってしまいます。
でも枝豆はほんの10日程で出荷は終わります。
もう少しです。

ところでこの先の枝豆。
すでに始まっていますが、この先は莢が赤くなってきて、枝豆としての販売はやりにくくなります。
地元では「これからが味が乗って美味しくなる。」と言われていますが、外観が汚れていき どうしても敬遠されるようです。
なんかもったいない感じですが、興味のある方は是非ご賞味ください。

この後ですが、枝豆で販売できるものは販売して、一部を黒豆にすることにしました。
手間がかかるので、最近は枝豆で販売されることがとても多くなっています。
でもせっかく京丹波町で就農したのですから、やっぱり一度は経験しないと。
それにせっかく大きな実がついているので。

↑このページのトップヘ