京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

2019年12月

前回書いた霜の件。
やはり あとからブロッコリーにはダメージが出てしまいました。
出荷をしている区画のうち、3割くらいは出荷できない状態になってしまいました。

でも残りはなんとか出荷はできる程度ではあったのが救いです。
ただベストな状態でないのが買っていただくお客様に申し訳ない。
ブロッコリーはとにかく冬のメインの作物です。
この先やられっぱなしではいられません。

というわけで霜対策はできるだけのことはやっています。
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カリフラワーにも。
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不織布のべた掛けというやつです。

でもこれって結構たいへん。
設置の手間もあるのですが、強い風が吹くと・・・。

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や、やめてー!!

なんです。
でも仕方ない。
はがされては直し、またはがされては直す。
やっていくしかないです。
ここまでやるのは初めてです。
これから厳冬期を迎えますが、うまくいくかどうかはわかりません。
雪にも降られるでしょうし。
でもまずはやってみているというのが現状です。

ただねー。
あれなんです。
実はあれ以来まともには霜が降りていないんです。
12月初旬頃の冷え込みはどこえやら。
その後はまさに暖冬。
大晦日から元旦は久々の寒波で雪予報だったのがそれも消えています。
もう翻弄されっぱなしの今年の師走なのです。

今日は起きてびっくり。

畑が真っ白です。
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きっつい霜が降りました。

葉にもびっちり。
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12月になったばっかりでこんな霜がつくのはあんまり記憶にないですねー。
大体でいうと11月に一度冷え込んで初霜が降ります。
でもそのあといったん寒さが緩んで12月の中旬頃から朝の冷え込みがきつくなっていくというのが例年の感じです。

ブロッコリーも今収穫しているのはあまり寒さに強くない品種です。
次の区画からは寒さに強い品種に切り替わりますが、こういう凍てが続くとやはりダメージがあります。
対策を考えないといけません。

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