京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

2018年06月

今年の黒豆の枝豆栽培のポイントになる一日がやってきました。
予定では午前は2名の方にお手伝いいただける予定でしたが、昨晩連絡があり1名となりました。
お子さんの体調不良ということで、こういうのは仕方ありません。
私とお手伝いの方の2名でやれるところまでやります。
でも1時間早く、7時に来てもらえるということで助かります。
それまでの時間は、白のスイートコーンの土寄せや、枝豆の育苗管理を済ませてしまします。

で7時からは2名で作業開始。
枝豆の圃場準備もあるのですが、スイートコーンの定植も今日やらないといけません。
圃場準備が早すぎて草が生えだしており、除草もしながらの作業で時間がかかってしましました。
枝豆の作業に取り掛かったのは10:30。

午前は2つの圃場について管理機溝を切るラインのマーキングまで出来ました。
午後は私一人での作業になります。
今晩からの雨と週末の雨を考えて優先順位を付けて圃場を作っていきます。
育苗中で定植が近い苗を植える圃場と、水はけが悪い圃場について作業することにしました。
結果は・・・。

まず一番水はけが悪いところは畝立て(というか溝切り)が完了。
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ここは写真でいうと手前側がとても水はけが悪いのです。
横方向に深めの溝を切って、縦は浅めの溝を切っています。
こうしておけばこの先雨が降っても乾きやすい状態になります。
奥のほうは良く乾くので雨の後でも大丈夫です。

次はここ。
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ここも全体には水はけは良いのですが、手前が水はけが良くありません。
縦方向に深い溝を切り、横方向に浅目の溝を1本切っています。

あと、定植間近の圃場。
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ここは溝切りまで完了して、あとはいつでも定植が出来る状態です。

残念だったのはここ。
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午前中に溝を切る場所のマーキングまでは出来ましたが、管理機で溝を切るところまでは出来ませんでした。
でもここも水はけは良いので、明日の雨以降でも大丈夫です。
(予報通りだとですが・・・。)

ラスト1時間はジャガイモとブルーベリーに追肥をして日没作業終了となりました。

そんなこんなで、今日は60点。
ちょっと作業の見積もりが甘すぎました。

昨日書いた通りで黒豆の圃場準備が作業のメインです。
朝一番は耕耘予定の圃場の草刈りから。
ここは、この辺では”旧田”といいますが、圃場整備が行われていない地帯です。
侵入経路も細く、草が伸びているとちょっと危ないのです。
作業に必要なだけ刈ったところでいったん帰宅。
早めの朝食の後、早速トラクターで耕耘します。

昨日のやり残したところを鋤いた後、まず3つ目の圃場。
1回ではまだ土が細かくならないので2回耕耘しました。
ここでは既に播種して育苗中の新丹波黒を植える予定です。
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ここは6a。

次に早生の紫ずきんを栽培する圃場。
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ちょっと端の方で水がたまる場所があったので、栽培しながら改善が必要そうです。
ここが8.5a。

ここまでで11:00になりました。
このあとブルーベリーの灌水をして早目の昼。

午後は今年枝豆を栽培する一番大きな圃場で28.5aです。
昨日書いた通りでトラクターが不調です。
慣れない手動でのロータリーの調整をしながらの耕耘作業となり手こずりましたが、何とか終了。
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ここも結構水はけが良くないところがあります。
ちょうど写真で切れている左手前。
この圃場も縦に長く80mくらいあります。
こういうところは軽トラが入れるようにできると色々な作業がやりやすくなるのですが、微妙です。

で、ここで時間は15:30。
少し休んで圃場で乾かしていた新タマネギを回収。
あとはスイートコーンの追肥と土寄せ。
トマトの芽かきや、ブルーベリーの追肥をして日没作業終了。

夜はタマネギの出荷調整をして、今日の作業は終了としました。

だいぶ忙しくなっていますが明日の夜には雨が降ることになっています。
あと一日、頑張りましょう!

今、黒豆の枝豆の栽培で、大きなポイントの時期になっています。
圃場準備です。
黒豆の枝豆は定植時期が6月の中下旬ということで他の作物に比べると遅めです。
春に定植する作物はまだ気温が低く、雨も多い時期の圃場準備となります。
それに比べるとやりやすいのですが、今年についてはこれまでよりだいぶ面積が広がります。
昨年は40a程度を作付けしようとしていましたが、結局育苗でミスがあり25aの作付け。
それが今年については80aの作付けになります。
あまり早く圃場を作ってしまうと雑草が生えだしてよろしくない。
なので短期間に一気に仕上げないといけません。

前の雨から数日晴れて、だいぶ圃場が乾いてきました。
でも5日には雨マーク。
7日まで雨が続いて、その先も梅雨入りで長い晴れ間は見込めなさそうです。
5日の降り出し時刻がはっきりしないのですが、それまでには畝立てまで終わらせないといけません。

今日は朝から耕耘を始めたかったのですが、先日延期になった防獣ネットの補修作業があります。
8:30集合なので、それまではスイートコーンの追肥の準備で草刈りをしてから補修作業に参加しました。

午前だけ参加ということにさせてもらって作業開始。
12時になった時にあと1時間くらいで完了という感じだったので、結局最後まで残って13時に作業は終了しました。

遅めの昼の後、早速耕耘を行いました。
まずは1カ所目。
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ここが15a。

続いて2か所目を耕耘。
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ここも15aです。

一見 完了しているようですが、実は違います。
あともうちょっとというところでトラクターの様子がおかしい。
しんどがって、思ったように動かないのです。
18時を過ぎていましたが、機械屋さんに来てもらいました。

トラクターって車体が左右に傾いてもトラクターの後ろに付けているロータリー(土を耕す作業機)は傾かないように「自動水平」という機構が付いています。
なので何もしなくても写真のように平らに仕上がります。

ところがこれがおかしくなっている。
常にこの機構が動いてしまい、そちらに油圧が取られてトラクターが上手く動かなくなっているということでした。
ワイヤーの交換が必要らしいのですが、部品が届くまで待ってられません。
相談した結果、自動水平はOFFにして作業するしかないとの回答。
いちおう手動でロータリーの傾きを調整するスイッチはついているので、それで調整しながらやることになります。
出来るんかいなそんなこと・・・。

なんかねー、トラクターのトラブルは昨日からだったんです。
数日前に給油をしたのですが、その時に燃料メーターを見ながらやるのでアクセサリーまでキーを回していました。
ところがそれを戻し忘れていて、バッテリーがすっかり上がってしまったというお粗末なお話。
トラクターだけでなくて、何やっても調子が悪い。
こういう日はあれです。
カレンダーを見てみると、やっぱり仏滅。

今日は大安なので持ち直すかなーと思っていたのですが・・・。
どうも仏滅が止まらない感じです。

あ、でも良いことも。
5日の雨マークが消えました。
とにかく明日はやれるだけやってみます。

これまでご近所の方にあれこれ手伝っていただきながらも、なかなか人手不足から抜け出せない当園。
世の中全般に人手不足なのですが、高齢化が極端に進んでいるこの地域では尚更です。

黒豆の定植や、夏作の収穫が目前に迫っている当園は、お先真っ暗・・・。

だったのですが。

実は以前から知っている人で、「こういう人が来てくれたらなー」と思っている人が何人かいます。
でもそういう人って、引っ張りだこ。
なかなか当園に来てもらうことなんかできません。

ところがふっと「あの人どうしてるかなー」と人に尋ねてみたところ、「今はどこにも行ってないのとちゃいますか」。
なんかご家族の介護とかでいったん仕事をやめられているらしいのです。

早速、数日前に訪ねて来れる範囲でいいからと相談してみたところ・・・。
「あ、行かせてもらいますよ。」

介護のほうもある程度落ち着いてきたところだったらしいんです。
ダメな日はあるものの、週に4~5日くらい大丈夫とのこと。

それだけではありません。
「あの人も声掛けてみよか?多分喜んで来るで。」

ホンマかいな。
これまで誰に聞いても「おらん」か「ごめん」ばっかりで。

昨日から来てもらっていて、そらもう全然違います。
もう一人の方は、これからお声掛けしますが、今月は無理らしい。
でも来月からは来てもらえるのではということです。

内心どうにもならないような気になっていたのですが、何とかなるかもしれないという気持ちになってきました。

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