京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

いま当園ではブルーベリーの花がいっぱい咲いています。
一番最後の品種でもこんな感じ。
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この花に昆虫がやってきて受粉をしてくれます。
とってもニホンミツバチではなくて主にはマルハナバチです。
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今は保湿と防草のために株元に有機物でマルチをする作業をしています。
耳元で”ブーン”という音がするので少し気持ち悪いのですが、これまで刺されたことはないので大丈夫でしょう。

それから今年は新顔がチラホラとやってきています。
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蝶です。
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なんという蝶でしょうか?
ネットで調べてみたのですが「カラスアゲハ」のメスのようですね。
きれいなもんです。

でもなんか黒い蝶って色々言われているみたいですね。
吉やら不吉やら。
どっちでしょうか?

今日は京丹波町も気温が25℃まで上がりました。
そして何よりこの先は遅霜が来そうな最低気温の予報はなくなっています。
初夏っていつからいつまでって、いろいろ考え方があるようですが、農家的には今日からということで
よろしいのではないかと思います。

ということで防寒資材を外す作業を始めました。

前にも書いたブロッコリー。
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こんな感じで不織布を下から押し上げて「早よはずせー!」って言われてるみたいな状況でした。

はずしてみたらこんな感じ。
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不織布に邪魔されて葉がぺしゃんこになっています。
でもまあこれは数日でピンと立ってくるのではないでしょうか。

ブロッコリー以外にスイートコーンの資材撤去も始めています。
昨年の経験(GWが終わってからの遅霜)があるので近くには置いたままにしておきますが・・・。

それからミニトマトの定植も行いました。
今年は3品種栽培するうち、今日は2品種を定植。

夏に向けてどんどん忙しくなってきます。

京都府の中山間地である京丹波町では今は微妙な時期です。
日中は20℃前後まで気温は上がりますが、朝がまだ寒い。
いわゆる遅霜が心配な時期なのです。
なので霜に弱い作物はまだこんな感じ。

スイートコーン(黄)
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スイートコーン(白)
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スイートコーンは霜は”アウト”です。
少しなら生育が遅れる程度かもしれませんが、下手をすると枯れてしまいます。
なので不織布だけは最低でもかけています。
ということで遅霜って農家にとっては手間を生み出してしまうんです。

ブロッコリー。
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こちらは花蕾ができてきているものです。
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防寒しながら育ててきているものなので寒さには弱い状態です。
霜にあたると”アウト!”というわけではないのですが、アントシアンのような障害が出る懸念があります。
なので、遅霜の心配がなくなってから不織布ははずします。
早めにはずしてしまえれば病害虫の防除とかやりやすいのですが・・・。

で、その遅霜。
いつ心配がなくなるかです。
手元の予報では28日が2℃で29日が4℃。
霜が降りてもおかしくない気温。
ただそれ以降は霜の心配はなくなりそうな予報になっています。

この辺では”八十八夜まで”と言われたりします。
ちなみに今年の八十八夜は5月1日。
今の予報ではおおむねその通り。
ただ昨年はGW後に遅霜が降りました。

今年はどうなるでしょうか?

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