京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

カテゴリ: 栽培 2014

ここ数日は果樹園の造成にかかりっきりで畑のほうは収穫くらいでしたが、今日はどっぷりできました。
ブロッコリの収穫・出荷のあと、まずは近日収穫開始予定のちぢみほうれん草への葉面散布。
葉面散布というのは肥料を利かせるための、何というかカンフル剤的に利かせるやり方です。
普通のホウレンソウは暖かい時期だと3週間くらいで収穫できますが、ちじみホウレンソウはじっくり3か月ほどかけて育成します。
すると肥料が切れますので、ちょっと元気にするために施しました。

そのあとは通常のホウレンソウの3回目播種分の間引きと追肥・中耕を行いました。
間引きは前回播種分より少し慣れてきた感じがします。
収穫作業を経験したので、収穫をイメージしながら作業をするというか・・・。

次は1回目播種分の反省から生産でのロスを減らすための作業です。
2回目と3回目播種分の苗に対し、病気や害虫にやられないように防除のための薬散を行いました。

そして最後にタマネギの定植。
主なものはこれまでに定植済みですが、試験的に育苗した苗を植えました。

このあとは雨予報ですのでそれまでにやりたかった作業は概ねできました。
盛りだくさんでしたが、それなりに充実感のある一日でした。

今日はホウレンソウの初出荷でした。
一般に販売されているのは200g入りですが、平均220gで出荷しました。
(この20gでボリュームが一気にアップします。)
一つ150円。
売れ行きは明日の朝に確認します。

出荷の後はタマネギの次の定植に備えてマルチ張りを行いました。
そして15時からは明日の出荷用のホウレンソウの収穫。
まあまあと思っていたホウレンソウも実際に収穫してみると細かな不具合(虫食い等)があります。
そういった葉を取り除きながら収穫していくので時間がかかります。
その後 根についた土を水道水で洗いながら最終チェック。
袋詰めとバーコードのシール貼りまで行い、できた商品は3,000円分。
4時間かけてこれではちょっと話になりません。
作業効率の向上のためにもまずは秀品率の向上が求められます。

果樹園の造成で伐採した木の焼却をできるだけ進めるのが今日の予定です。
作業計画は木の伐採は義男さんに任せ、自分はひたすら焼却。
ところが今日の未明の天気予報は、雨に変わってしまいました。
 6時 晴れ
 9時 弱雨
12時 弱雨
またかー。
しかし早朝に強い火を付けられればまだ可能性はあります。
で6時前にアパートの玄関を出ると・・・。
ゲ、もう降ってる。
またかー。
現地に急ぎ焚き付けの紙などを準備すると、しっかりした雨に。
とりあえず点火を試みるもやっぱりダメ。
仕方ありません。
今日はタマネギの定植を中心に作業することにしました。
まずは義男さんに今日の造成作業の中止を連絡。
タマネギの定植にシルバーさんをアサインしていましたが、土が湿り作業効率が良くないので来てもらうのは明日に変更です。
8時にシルバーセンターに日程変更を連絡。
今日のところは自分一人で定植作業を進めることにしました。
やはり土が湿って作業がはかどりません。
(苗を植え付けるのに手に泥が付き、その泥に根がついてきてうまく土の中にしまうことができません。)
一人でぶつぶつ言いながら作業をしていると、なんか手元が明るくなりました。
ゲ、は、晴れた。
とにかく作業を続けるしかないので昼休憩も程々に13時過ぎまで定植して約800株終了。
タマネギ定植中
その後失業認定を受けに園部のハローワークに。
手続きが済んで京丹波町に戻ったのが15時。
ホウレンソウをこれから収穫し、明日から出荷するので計りを買いにコメリへ。
しかし、いつも売っているはずの計りが今日は売り切れ。
また園部のコメリに逆戻りで京丹波町に戻ったのが16時。
まだ大丈夫と畑に向かっていると”ザー”。
なんで?晴れてるのに。
結局収穫はあきらめ、作業はここまでとしました。
きっと明日は晴れますよ。
たぶん。

PS.
ホウレンソウの3回目の播種分がようやく発芽しました。
気温が下がってきており発芽も少し遅れたようですがホッとしました。
ホウレンソウ発芽
2回目播種分はトンネルの効果もあり順調です。
ホウレンソウ成長中

今日はブロッコリの収穫・出荷のあと午前中は果樹園造成のための伐採。
午後はタマネギの定植をして最後にホウレンソウの収穫。
ホウレンソウは初収穫ということで、出荷の前にお世話になっている人に配る分を収穫しました。
あ、それから西野建設の社長から家の候補を教えてもらい、その下見も・・・。
とにかく年内に引っ越しを終わらせないと、後がまた苦しくなるばかりです。
さすがに待ったなしの作業が重なりすぎて意地を張っているとどれか(下手すると全部)が致命的になる状況。
やむを得ずタマネギの定植は応援を求めることにし、明日は10時から2名アサインしました。
果樹園造成も私の作業の後工程(伐採した後の根の掘り起し)が早いと明後日から始まります。
その作業日程を狂わせないようにしなければなりません。
それにしても忙しい。
1日があっという間に過ぎていきます。

今日は初霜が来ました。
畑が凍り、
圃場
トンネルも凍り、
霜トンネル
そして、ちぢみホウレンソウも凍りました。
ちぢみホウレンソウ
野菜は霜が来ると自分が凍って枯れないようにしようとします。
糖を蓄え、どんどん甘みを増すといわれています。


さて、今日の作業は果樹園造成のための伐採です。
日程を考えると私一人では難しいということで、手助けを求めました。
では、神様の登場です。
義男さん
山本義男さん。
確か82才。
何でもできる人です。(本当に何でもできる。)
そして手抜きがありません。

私は4年前に農業生産法人の管理者として就農しましたが、役割の一つとして農場整備というのがありました。
しかし、当時は何をやっていいのかわからない状態。
そんな私に全てを教えてくれたのが農場にパートで来てもらっていた義男さんでした。
草の刈り方。
道の作り方。
小屋の立て方。
畑の排水改善の仕方。
ユンボの動かし方。
本当にすべてを教わりました。
「もう歳やから・・・。」と退職を打診され「お願い。もうちょっと来て下さい。」と2度無理を聞いてもらいました。
3回目に話をされたときにわたしもさすがに断念して退職してもらいました。
昨年の暮れのことです。
そのときにはっきりと「この人が人生の目標」と思いました。
決して義男さんにはなれませんが、いつまでも誰かに必要とされる、そうなれればと憧れます。

今回お願いしたところ快く手伝ってもらえることになりました。
また一緒に仕事をしたいと思っていたので、念願が叶いました。
私はこの人と仕事をするのが本当に楽しいのです。

そして木の伐採。
農業のような仕事をしていると、人間というのはいろいろな命の犠牲の上で成り立っていると感じることが良くあります。
しかし今日はさすがに強く感じます。
自分の果樹園を作るために、まだ生きている栗や梅の木を伐らなくてはならない。
でも自分が生きていくためにはやるしかありません。

伐採

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