京都府の中山間地である京丹波町では今は微妙な時期です。
日中は20℃前後まで気温は上がりますが、朝がまだ寒い。
いわゆる遅霜が心配な時期なのです。
なので霜に弱い作物はまだこんな感じ。

スイートコーン(黄)
DSC_0158_copy_1305x979

スイートコーン(白)
DSC_0156_copy_1305x979

スイートコーンは霜は”アウト”です。
少しなら生育が遅れる程度かもしれませんが、下手をすると枯れてしまいます。
なので不織布だけは最低でもかけています。
ということで遅霜って農家にとっては手間を生み出してしまうんです。

ブロッコリー。
DSC_0160_copy_1305x979
こちらは花蕾ができてきているものです。
DSC_0161_copy_1305x979
防寒しながら育ててきているものなので寒さには弱い状態です。
霜にあたると”アウト!”というわけではないのですが、アントシアンのような障害が出る懸念があります。
なので、遅霜の心配がなくなってから不織布ははずします。
早めにはずしてしまえれば病害虫の防除とかやりやすいのですが・・・。

で、その遅霜。
いつ心配がなくなるかです。
手元の予報では28日が2℃で29日が4℃。
霜が降りてもおかしくない気温。
ただそれ以降は霜の心配はなくなりそうな予報になっています。

この辺では”八十八夜まで”と言われたりします。
ちなみに今年の八十八夜は5月1日。
今の予報ではおおむねその通り。
ただ昨年はGW後に遅霜が降りました。

今年はどうなるでしょうか?