暑いですねー。
昨年の夏は異常な猛暑と思っていましたが、梅雨明けしたとたんに同じような高温の毎日。

でも実は春先からずっと冷夏を心配していたんです。

2月に発表された「暖・寒候期予報」では以下のようになっていました。

「6月から7月は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。その後は、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
夏(6月から8月)の降水量は、平年並または多い確率ともに40%です。」

就農して以来ずっと「一度は経験するんだろーなー。」と思って心配しているのが冷夏です。
’93年に異常な冷夏がありました。
梅雨が明けず、ずっと日照がない夏。
全国的にコメが凶作で、タイ米とかが緊急に輸入されたりした年です。
新入社員の頃に派遣先でお世話になって先輩(家が宮城県の米農家)が、実家に米を送って下さり・・・。
お礼の電話をかけたら「世が世なら大飢饉」と話されていたのを覚えています。

あれから30年近くたっています。
さらに異常気象が当たり前の昨今。
いつあの夏が再来してもおかしくないですもんねー。
それを思えば、今のところは無事な夏と考えないといけません。


今日ですが黒枝豆の開花を確認しました。
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一昨日に写真を載せた圃場で、10月の頭からの出荷を目指して早播きしたところです。
「新丹波黒」という品種で、最後まで栽培すると正月のおせちでよく使われる黒豆になります。
これを未成熟な状態で枝豆として収獲・出荷します。


もう少し黒枝豆の状況をご報告しましょう。
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こちらは新丹波黒を標準の暦に従って播種した圃場です。
確認しましたが、まだ花は咲いていません。

それからもう一つ。
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これは「紫ずきん」という商品名で9月に販売される黒枝豆の極早生と早生の品種です。
新丹波黒とは違って枝豆専用の品種。
直売所には出荷が出来ず、すべてJAを通じての出荷になります。
こちらは10日以上前から花を咲かせています。

ということで今年の黒枝豆は、今のところ概ね順調です!