昨日のブログに書きましたが猟友会の研修がありました。
京都府主催の研修で「ジビエ利用のためのシカ解体処理技術研修会」です。
直接的な写真は掲載していませんので「閲覧注意」ではありません。
ご安心ください。

猟友会のメンバーは結構平日は勤めている方が多いのですが、平日にもかかわらず大勢の参加がありました。
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林業にしろ農業にしろ、最も大きな被害を与えているのがシカであるのに対し、ヨーロッパと違い シカを食べるという食文化は本来、日本にはありません。
行政としてはシカなどの「森の恵み」を「地域資源」として活用して地域振興につなげたいと考えているようです。

全国的にこういう取り組みが行われていて、京丹波町でも行われだしているということは少し知っていました。
しかし私の場合、狩猟を始めるきっかけは一言でいうと「農作物の被害を減らしたい」というだけ。
駆除に関して人に頼ってばかりでなくて、やれるだけでも自分でやろう、ということでした。
ですのでシカやイノシシを食料としては考えたことがなく、別に食べたいとも思わない。

でもやっぱり殺生するわけです。
猟をやると決心するまでの過程で、自分を説得するような時期がありました。

ある猟師さんがインタビューに答えているのを見たことがあります。
「哺乳類だからダメとか魚類だからいいという話はない。同じ一つの命を頂くんだったら やっていることは同じこと。」

別の猟師さんが言っています。
「あなた肉食べないんですか?社会的に分業が進んで、嫌なところは自分ではやらなくなっているというだけでしょ?」

考えるとこうなるんです。
結局こう考えるしかない。

ところがこうなると自分の中に矛盾しかありません。
私がやろうとしたのはあくまで駆除です。

これまでグループ猟に3回参加して、4頭が仕留められています。
これらは廃棄されるだけで、肉も皮も人に利用されることはありません。
横たわっているシカを見ると、やっぱりなんか違和感が残ります。

今日の研修によると、写真にあるような小規模な解体処理施設が京丹波町に2か所あり、こういう施設を増やしていきたいということでした。
ただ、こういう施設は販売を前提にしているので、傷の少ないものでないといけない。
持ち込むことができるのはほぼ罠で捕獲した個体に限られます。

変な違和感が残ったまま、明日は4回目のグループ猟に参加します。