今日は午後に猟友会関係の研修があるので、作業はその前後。
まずは暫く中断していたホウレンソウの播種作業に向かいます。
この先は暖かくなってくるので栽培期間は短縮されます。
その分直近に播いたものに追い付いていくはずです。

これまでは穴の開いたマルチを張って、そこに育苗した苗を植えたり、種を落としたりしてきました。
しかし寒さのピークも超えたはずの時期なので、これからはマルチはしないで栽培します。
これからはホウレンソウの一番メジャーなやりかた。
ダーッと筋状に種を蒔いて、2回ほど間引きをして最終的に7~8cmの株間にします。
(マルチは穴の開いたものを使用していますが、これだと株間が15cmになって、同じ面積で栽培するのに収量が半分しかないのです。)

ただこうなると種を蒔く作業も結構大変です。
そこで登場するのがこの道具。
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播種機!
透明の箱みたいのが乗ってるでしょ?
ここに種を入れたらあとは押して歩くだけ。
等間隔で種を落として、覆土と鎮圧までやってくれます。

ところがこの寒さです。
土が固くならないように張っていたマルチを剥がしても、ちょっと土が凍っています。
これでは播種機が上手く使えません。
仕方ないので作業を変えて、タマネギの獣害対策やらブロッコリーの苗の管理をして午前は終了。
播種は夕方に研修から戻ってから行いました。

それで播き終った後はこんな感じ。
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作業はとても楽です。
ただ、その分この先にはあの”間引き”が待っているのですが・・・。

ところでこのホウレンソウ、先日灌水を行ったわけですが状態は悪化しています。
焼けが目立つようになってきました。
こんな感じです。
葉の先のほうがちょっと白くなってるのわかりますか?
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これくらいだったら出荷調整の時にこの軸を外してしまえばよいのですが、拡がってしまうとちょっと厳しくなります。
まずは明日の雨にはあてて水分をさらに補給してみます。
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