京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

2016年03月

今日もタマネギ畑の排水作業からです。
行ってみると排水溝からは”チョロチョロ”もなく”ポタッ、ポタッ”しか出ていません。
予定通り明渠の中流のところを掘り下げました。
その掘り下げたところに水が来るように、圃場の中に溝を切りました。
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そしたら・・・。
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ボチボチ流れるようになりました。

アルバイトから帰宅後に再びタマネギ畑へ。
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水溜りはだいぶ少なくなりました。
しかし・・・。
排水口からは”ポタッ、ポタッ”も出ていません。

もう一度水溜りから明渠まで水を誘導する溝を切りました。
さらに明渠の上流も掘り下げました。
そしたらまた排水口から水が出はじめます。

遊んでるみたい?
いや、真剣ですよ真剣。
前にも書きましたが、京丹波町は90%が田んぼ。
水をためるように作られている農地ばかりなのです。
そこでどうやって水はけをよくするか。
乗り越えないといけない事柄なのです。

今朝タマネギ畑に行ってみると、排水口からちょろちょろと水が出ています。
昨日よりやや少なくなったものの、まだ水はしっかり残っています。
玉ねぎの除草をするか少し悩みましたが、圃場を乾かす方を先にやることにしました。
また雨も降ったりするでしょうが、10日後に乾いた状態にできれば タマネギの隣にスイートコーンを植えることができます。
そうなるのがベストです。
上手くいけばタマネギの収穫でも圃場に軽トラが入っていけます。
出来るかどうかわかりませんが、やってみます。

今はとにかく水の流れ方が不十分です。
見ていると溝の下流のほうの深さが足りないようです。
上流のほうは水が溜まっているのに、下流のほうはあまり水が来ていません。
今朝は下流を中心に掘り下げていきました。
時間ぎりぎりまでやってアルバイトに。

夕方帰宅すると・・・。
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昨日はこんな感じ。
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アングル違うやろ!
まあそうなんですけど、好天もあってだいぶ水は減っています。

しかし排水溝を見ると・・・。
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写真ではわからないくらい”ちょろちょろ”です。
ということで夕方も溝堀り作業。

明日の朝は中流のボトルネックを減らすように溝を掘っていこうと思います。

本日の最後の作業はトマトの栽培予定地の土壌改良。
堆肥は投入してあり、今日は苦土石灰を投入しました。
日本の雨は酸性なので放っておくと土は酸性になります。
なので そのPH調整を目的として苦土石灰を投入します。
今回はほんの1a。
苦土石灰10kgを散布しました。
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このあと耕耘して今日の作業は終了としました。

次の作業はトラクタでの耕耘です。
昨年は黒豆を栽培した圃場です。
ここではスイートコーンを栽培する予定。

草が生えだしているので、種を蒔かれる前に一度鋤き込んでおきます。
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午後の最初の作業はまた排水です。
タマネギを植えている畑は水がたまりやすいところがあります。
タマネギ畑に背を向けるとこんな感じ。
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秋は乾いていましたが、冬になってからずっとこんな感じ。
黒豆を作るかスイートコーンを作るか迷っているところです。
別の圃場と比べて早く乾いた方でスイートコーン。
遅い方で黒豆を栽培する予定です。

ここを乾かすには明渠を改善するしかありません。
ここにさっきの水を誘導します。
作業前は排水口からは水は全く出ていません。
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溝を掘り下げていきます。
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作業していくと水が流れ始めました。
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これからも溝を掘り下げて畑を乾かしていきます。

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