予定通り3回目播種分の収穫をはじめました。
最初にやるのは自分で食べて味を確かめます。
大丈夫!
あとは見た目で収穫期になった実を穫っていきます。
7時に収穫を終え帰宅。
冷蔵庫に入れたらまずは糖度のチェックです。
自分の舌で味を確かめたものの、いい加減なものです。
やっぱり体調や期待度ひとつで感じ方は変わってしまいます。
ところで困っていたのが糖度計。
以前も書きましたが、とんでもなく高い値になってしまいます。
だいたい”HHH”(検出限界を超えている。)というエラーになり、数値が出てもあり得ない数字。
果物や野菜の糖度ってメーカーのサイトによると以下のように紹介されていました。
・いちご 8~9%
・ブドウ(ピオーネ) 12.5~21%
・メロン 13~18%
・桃 12~15%
・マンゴー 10~14%
トウモロコシですが、意外と高く18%あったら上等、20%あったら”一級”、”特級”、”幻の”になります。
なのでこんな数字はありえなく、先週またメーカーに問い合わせていました。
「身近なもので糖度計が正しく機能しているか確かめたい。」
「醤油を計測してみてください。30%台後半になるはずです。」
やってみると37%。
糖度計は正常のようです。
結局、糖以外の何かに反応しているらしいということ。
でもやっぱり客観的に数値で確認しないと。
で、また糖度計を購入。
補助金とは無縁の水呑百姓には痛い出費ですが、これも商売道具。
仕方ありません。
右が今回購入した糖度計です。
昔から使われているもので、欠点ははっきり読み取りづらい。
で、それを数値で表示するようにしたのが左のですが、トウモロコシは苦手なようで・・・。
そしていざ計測です。
ね、見ずらいでしょ。
でも18~19はありそうです。
この結果を受けて販売価格を上げることにしました。
私は肥培管理に普通より手をかけています。
コーンですと、普通は追肥は2回です。
私は作物の状態に応じて4~6回。
肥料代も労力もかけています。
そしてこれまでのお客様の反応と今回の測定結果。
また、「味夢の里」へは当日収穫したものを出荷。
普段はなかなか入手ができないものです。
欠点はやや小さい。
といったことをトータルで考えて190円⇒210円とさせていただくことにしました。
食べていただければきっとご満足いただけると考えています。
そんなこんなで、午前は出荷準備と出荷。
果樹苗の灌水を行ったところで終了です。
そして昼休みに入る前にスイートコーン(白)の最後の追肥のタイミングを確認するために圃場へ。
黄色にも増して高評価の白です。
次の週末辺りがちょうど収穫できそうな時期です。
圃場に近づいていくと・・・。
「あ、やられた!」
スカスカです。
間近に行くと・・・。
約350本全滅。
少ない植栽でしたが、将来のお客様獲得に向けて訴求力のある商品だっただけに・・・。
正直ちょっときつい。
何なんですかねー。
本当に。
午後はスーパーに出荷した後、黒大豆の土寄せの準備で除草作業を行いました。
黒大豆ですが、作業は10日ほど遅れてきています。
挽回を図ります。