ブロッコリの栽培自体は15日で完了しているのですが、この畑ではあと一つ今年の作業が残っています。
畑の準備で出た残渣の焼却です。
この畑は20年以上の耕作放棄地で、栽培を行う前に農地を再生する作業から行いました。
草を刈り、木を引き抜き、土の中の木の根や蔓を掘り出し、石を拾って・・・みたいな作業です。

拾った石。
拾った石
掘り出した木の根
掘り出した根
今日は引き抜いた木や、掘り出した木の根なんかの焼却作業です。
なんかこの冬は焚火しまくりになってしまいました。
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順調に火が付き、午前中で焼くものをくべる作業は終了しました。

午後はタマネギとホウレンソウの畑へ。
前回同様 霜柱で飛び出たタマネギを植え戻す作業をしました。
タマネギですが欠株が多くなってきているところがあります。
ネキリムシにやられないよう定植時に薬を撒いていますが、どの程度の被害があるものか知らなかったので2畝だけは薬を撒かずに観察することにしていました。
定植直後に加害されると聞いていましたが暫くは被害がなく、防除はしなくて良いのかと思っていたのですが・・・。
今日の時点では薬での防除をしなかった畝だけが結構な割合で被害が出ています。
やはり定植時の防除は必須のようです。

そのあとホウレンソウのトンネルの補強を行ったあと、収穫の終わった畝の撤去作業を行いました。
今日のところはトンネルの支柱の回収まで終了。

作業の終わりにブロッコリの畑に戻り、燃えきったかの確認です。
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狙い通りにきれいに燃えました。
火を焚くのはだいぶ上達してきたようです。
以前も書きましたが、焚火って思ったより難しいんです。
慣れないとなかなか火はつかないし、ついてもすぐ消してしまいます。
焚き付けの新聞から始まって、少しずつ大きなものを燃やして火を強くしていきます。
そして完全についた火はなかなか消えません。
上の写真も完全に燃え尽きたわけではなく、中は炭になっていて、明日の朝も燃えているはずです。
果樹園の造成作業では、焼却を行った次の日に雨がしっかり降ったことがありました。
その翌日に灰の中を掻き回してみるとまだ燃えており、木をくべたら簡単に火がついてしまったほどです。

これから直売を中心に自営で農業をしていくわけですが、なんか焚火ってヒントになる気がします。