京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

先の予報を参考にしながら定植作業をすすめています。
雨がなくなったのは仕方ないとして、気になるのは明後日の朝の気温です。
予報ではマイナス3℃。
スイートコーンの序盤に定植する分はトンネルをしますが、それでも厳しい寒さです。
レタスやブロッコリー、カリフラワーはトンネルをすれば大丈夫ですが、できたら不織布のべた掛けくらいで栽培していきたいところ。
トンネル栽培って手間もかかるし、資材も相当必要になるのです。

検討しましたが、これらの作物は次の雨を待って植え付けていくことにしました。
あと残っているのはキャベツ。
それ以外の品目に比べると寒さに強い作物です。

キャベツは2品種を栽培する予定ですが、今日のところはひとつ目の品種だけ定植を行いました。
DSC_0093_copy_1305x979
”みさき”というキャベツをご存じでしょうか。
結球はしますが一般的なキャベツのような丸い形ではなく、先がとんがった形です。
なのでタケノコキャベツとも呼ばれています。
甘く、やわらかくて生食に向いているのだそうです。

明日はふたつめの品種を定植する予定。
こちらは一般的な丸い形のキャベツです。

今日は朝から直売所に出荷して、苗の水やりをしたあとは地域の用事。
”春の道づくり”ということで、毎年この時期に行われます。
道といっても人や車が通る道ではありません。
水が通る道です。

都会では下水が完備されているのでピンと来ないかもしれません。
田舎では道のわきにU字溝で作られた溝があります。
雨水はここを通って川や下水道に排水されますが、掃除しておかないと大雨の時にあふれてしまします。
それで大雨が来る前のこの時期に溝さらいを行うことになっています。

溝さらいのあとは畑に定植済のカリフラワーの半分に液肥で追肥して午前は終了です。

午後は16時過ぎまで農事組合と区の総会。
そのあとはカリフラワーの追肥の残りをやったところで今日の作業は終了となりました。
毎年のことですが、なんか休みみたいな一日です。

ところでまた困った事態。
予報に出ていた雨が結局は降りませんでした。

予定ではこの雨にあてて明日はマルチ張り。
明後日は一気に定植と考えていましたが、そうもいかなくなりました。

でもこういう状況があたり前に思える昨今です。
降るときは意地でも降るし、降らないとなったら意地でも降らない。

それなりにやっていくしかありません。

今日も昨日までの続きです。

明日、明後日と雨マークがついていましたが、今は明日だけの予報になっています。
雨量も大したことはなさそうです。
でも雨は雨。
それまでに圃場準備を進めていきます。

スイートコーン(白)の圃場。
DSC_0090_copy_1305x979
3回目播種分までの畝立ては完了しました。
4回目以降の場所はまだ土の水分が多めで土がゴロゴロしています。
仮畝をもう一度立てて次のチャンスを待ちます。
DSC_0089_copy_1305x979
とは言ってもチャンスがある保証はありません。
最悪このまま植えることが出来るように畝幅はスイートコーン用にしてあります。

あと5~6月採りのブロッコリーとキャベツの圃場は畝立てがすべて完了。
DSC_0091_copy_1305x979

昨日半分まで堆肥を投入した圃場。
残りの半分を散布して。
DSC_0088_copy_1305x979
全体をもう一度耕耘したあと、近日にカリフラワーの残りを植えるところは畝を立てました。
DSC_0092_copy_1305x979

これで近日に定植が必要なところはすべて畝立てまで完了。
あとは明日の雨にあてて、マルチを張れば当面の定植準備は完了です。

ということで、ヤキモキしっぱなしの春先でしたが、ひとまずはやれやれです。

↑このページのトップヘ