京丹波 松穂農園日記

京丹波 松穂農園での栽培記録を中心としたブログです。それぞれの作物をどのように栽培しているかを発信しています。

今日もタマネギの定植準備をした後、ホウレンソウの出荷に行きました。
前日が土曜日ですし、出荷したホウレンソウも20袋程度でしたので、正直なところ「完売しているだろう」と安易な気持ちで売り場につきました。
ところが1袋売れずに残っています。
?と思い、売れ残った商品を確認すると・・・。
最悪です。
1cm程の虫がついていました。
持ち帰ってチェックしたところ、ホウレンソウの芯のところが少し食害されている株があり、そこにに潜んでいたものが出てきたのだと思います。
収穫では芯付近が傷んでいるものはたとえほかの葉に異常がなくても廃棄しています。
でもそれは「やっているつもり」でしかなかった。
生産者の恥としか言いようがありません。
こんな品質不良を出しているようではこの道では生きていけません。

果樹園の造成で、一番やっかいそうな木の伐採を行いました。
高さが10mを超える木の伐採です。
ただし太さはあまりありません。
変な方向に倒れないようにロープをかけて伐採します。
最大の木
株が3つに分かれているので3回に分けて行いましたがうまくいきました。
造成のための木の伐採作業はあと少しです。

話が前後しますが、今日は朝一からタマネギの4つめの品種の定植作業の準備を行った後、ホウレンソウの出荷に行きました。
昨日出荷した分は完売しており、トレーは空でした。
ちょっとのことですがとても気持ちいい!
品物を並べていると、開店前に準備をしているパートさんから「ええホウレンソウやねー。」と声をかけてもらいました。
さらに気分を良くして上述の果樹園造成作業を行った後、ホウレンソウの収穫と出荷調整を行いました。
"ええホウレンソウ"の裏側というか、改めて感じましたが生産現場でのロスは本当に多い。
ホウレンソウの株を見て、たとえば葉が10枚あったとして3枚が虫に食われていたらその葉を取り除きます。
しかし4枚が虫に食われていたらその株自体を諦めて廃棄します。
これが結構多いのです。
(私の防除技術の拙さなのですが・・・。)
さらに持ち帰った株の出荷調整の際、取り除く葉や捨てる株が出てきます。
収穫時と出荷調整と両方を考えると、感覚的にですが、20~30%は全く問題なく食べられるものを捨てています。

食料自給率の問題が話題になることがあります。
しかし豊作の時は野菜の市場価格というのは大幅に下がります。
まだまだ生産過剰なんだろうなと思います。
上述の生産ロスに加え、さらに流通、加工・調理で捨てられる野菜の事を考えると、食料自給の問題というのは工夫次第でまだまだ改善できるはずです。
私は生産者として生産段階のロスを減らす努力をしていきます。

今日はホウレンソウの初出荷でした。
一般に販売されているのは200g入りですが、平均220gで出荷しました。
(この20gでボリュームが一気にアップします。)
一つ150円。
売れ行きは明日の朝に確認します。

出荷の後はタマネギの次の定植に備えてマルチ張りを行いました。
そして15時からは明日の出荷用のホウレンソウの収穫。
まあまあと思っていたホウレンソウも実際に収穫してみると細かな不具合(虫食い等)があります。
そういった葉を取り除きながら収穫していくので時間がかかります。
その後 根についた土を水道水で洗いながら最終チェック。
袋詰めとバーコードのシール貼りまで行い、できた商品は3,000円分。
4時間かけてこれではちょっと話になりません。
作業効率の向上のためにもまずは秀品率の向上が求められます。

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